ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

東京ノート

昼、自主稽古の合間に芸術センターの図書室でビデオを鑑賞した。
青年団東京ノート
『ヒラカタ・ノート』と違って、100%会話劇だった。
美術館のロビーという、ワンプレイスの芝居だった。

ところで昨日の日記の解釈について、何人かから指摘を受けた。
あれは、くまのこやもぐらが主体らしい。
そうか、単純に、そうだ。
くまの子の背中を見ていた木霊の歌だと、私がうがって解釈しすぎたのだ。

東京ノート』で、「人は絵を観て何を思うか」みたいな会話があって
「絵を描いている作家の背中を観る」という意見や
「絵を観ている自分の背中を観る」という台詞があった。

誰の背中を観るのか。
それが問題だ。