「みつばち」でほっこりしているところに、H君の車が迎えに来てくれて、烏丸御池まで載せてもらう。
待ち合わせまでちょっと時間があるので、新風館へ。
期間限定のショップで素敵な服があったので、買おうと思ったら、
財布がない!
H嬢に「一旦、座って探そう」と促され、ベンチに座り、かばんをひっくり返すが、ない。
みつばちに電話してみたけれど、出ない。
H君に電話して「助手席に落ちてない?」と聞いたけど、「ないなぁ」
あれあれあれ?
財布がなくなって、悪用されることを考えてみる。
・現金がなくなる
・カードが使われる
スマホを失くすより、知人に直接迷惑をかけないはず。
よしよし。大丈夫。
「私は、落ち着いている」と声に出して言ってみた。
それを聞いて、H嬢も安心してくれたらしい。
「車を降りた地点に行ってみよう」と提案してくれた。
(まぁ行ってもないやろな)
(落としていたとしても、盗まれてるやろな)
(いやここは日本やし)
(もしかして警察に届けている途中かもしれへんから、入れ違いになるかも)
考えられることを口に出しながら向かうと
御池通りの車道に、パカッと開いた状態の、お札やカードが丸見えの財布が転がっていた。
「あぁっ!私のかもっ‼」
駆け寄り拾い上げると、中身もすべてそのまま。
無事に手元に戻りました。
皆さん、お騒がせしました。
得した気がして、服も買っちゃいました。