ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

祇園囃子らしい音

京都は7/1(月)から祇園祭
山鉾会所から「コンチキチン」と練習の2階囃子が聴こえてくる。
鉾の辻(四条室町)では、色んな山鉾のコンチキが重なり、ビルに響き渡って、オフィス街なのに幻惑されそうな、、別世界との境にいるみたい。

某鉾の囃子方さんがおっしゃっていた。
「藤舎名生さん(横笛の人間国宝の方)が、祇園囃子の笛の音を聞くと、気持ち悪くなるそうや。
能管は普通、1人~2、3人で吹く楽器や。
祇園囃子は、素人が集まって奏でる。
笛も数十人いて、音もバラバラや。
そりゃ気持ち悪くなるやろう。
せやけど、それこそが、祇園囃子なんや」

うむむ。深い。
あと、
「あんたんとこの笛は、音が揃ってて上手すぎる。練習のしすぎや」
とも言われた。

いや平成女鉾清音会の笛方は、現在6人しかおりませんので、少数やし、音も合うんです。
まぁ確かに、練習はよくしてますけど。

※写真はイメージで、通りすがりに撮ったものです。