ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ガープの世界

前回の上映後舞台挨拶で「好きな映画は?」と聞かれて

ガープの世界』と答えたのだけど、

どんな映画だったか、久しぶりに観たくなった。

U-Nextで放映されているらしく、31日間のお試しサブスクに加入して鑑賞。


いやね、笑って泣いて、観た後、呆然としました。

やっぱりすんばらしい映画やわ!

お母さんの生き方は興味深いし、子育ても面白い。

何気ない日常に幸せを感じるガープの真っ当な人柄!

でもストーリーを忘れててよかった!

意外な展開に、何度もビックリした!

 

この作品は1970年代に発表された、ジョン・アーヴィングの小説だけど、既にLGBTQの人々やフェミニズム運動を描いている。

アメフトの選手(ロバート)から、性転換してロバータになった彼女が、なよなよした演技ではなく普通にしているのもいい。

50年経っても古びていない。

でもストーリーを思い出してしまったから、次にこんなに新鮮に驚けるのは、20年後くらいかなぁ…。