ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

昭和のハラスメント

ドラマ『不適切にもほどがある』が私の周りでも人気である。

昭和61年(1986)と令和6年(2024)を行き来するタイムスリップドラマ。

www.tbs.co.jp

女性の先輩が「昭和は良かったなぁ」とおっしゃるので、友人を交えて「そうかなぁ?」と検証する。

・女子社員は、朝、オフィスの全員分のお茶を入れる

・15時にはコーヒーを入れる。※すべての人のカップ、ミルクや砂糖の好みを把握して注いで配膳する。

・煙草の煙がモクモクする中で仕事をする。※コンピューターもヤニで茶色くなっている。

・一日3回、灰皿を洗う

・男性が車内でスポーツ新聞を読む。エロいページも普通に読む。

・髪を切ると「失恋した?」と上司に言われる。

・下着は寄せて上げる一択。

・下ネタを言われても、笑っていなす。

・女性は高い声でブリっ子が尊ばれる。

・オフィスでお尻を触られる。

・上司に飲みに誘われて、迫られる。

 

令和では、考えられない。

「それ、セクハラですよ」と言えば、話題を変えられるので、

人間として、とても生きやすくなった。

あの頃より世の中は暗くなったけど、私は戻りたくないなぁ。