ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

セカンドハウスの想い出

現在配布中の『ハンケイ500m』にコラムを寄せている。

「思い出の一皿」という、スパゲッティの店セカンドハウスにまつわる文章。

ハンケイ500mは京都市内で無料配布されているし、

割と最初のページに掲載されているので、ちょっとヒヤヒヤしている。

というのも、私の青春時代のグレイな思い出を書いたから。

 

学生時代、セカンドハウスはオシャレスポットであった。

(今もあまり変わらないけど、ハードルは随分下がったと思う)

そこに、当時おつきあいをしていた彼氏と行った話を書いた。

 

校正があったのは一か所だけ。

「いきってる」という言葉を「洒落ている」という言葉に修正された。

先日、ハンケイの編集の方々とご一緒して、コラムについて感想を聞いた。

おおむね「ひめさん大変でしたね~」という声だったけれど

中に「彼氏の気持ちが分かります」とおっしゃる男性が一人。

「イケてない男の気持ちに共感しました。華やかな人生を送っている人には分からない境地なんです」

そ、そっちにも共感してもらえる文章やったらよかったわ。