現在配布中の『ハンケイ500m』にコラムを寄せている。
「思い出の一皿」という、スパゲッティの店セカンドハウスにまつわる文章。
ハンケイ500mは京都市内で無料配布されているし、
割と最初のページに掲載されているので、ちょっとヒヤヒヤしている。
というのも、私の青春時代のグレイな思い出を書いたから。
学生時代、セカンドハウスはオシャレスポットであった。
(今もあまり変わらないけど、ハードルは随分下がったと思う)
そこに、当時おつきあいをしていた彼氏と行った話を書いた。
校正があったのは一か所だけ。
「いきってる」という言葉を「洒落ている」という言葉に修正された。
先日、ハンケイの編集の方々とご一緒して、コラムについて感想を聞いた。
おおむね「ひめさん大変でしたね~」という声だったけれど
中に「彼氏の気持ちが分かります」とおっしゃる男性が一人。
「イケてない男の気持ちに共感しました。華やかな人生を送っている人には分からない境地なんです」
そ、そっちにも共感してもらえる文章やったらよかったわ。