ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

給食にらめっこ

最近の小学校の給食は、全部食べきるまで残らなくても良いらしい。

苦手なおかずをあらかじめ減らすこともできるし、

食べきれない時は残してもOKなのだとか。

これが当たり前なんだろうけど、昔はそんなわけにはいかなかった。

たとえ掃除の時間が始まろうとも、半泣きになりながら、給食を食べさせられる生徒もいた。

 

妹が小学生の時に、牛乳が飲めないA君がいたそうだ。

今から考えれば、アレルギーだったのかもしれない。

でも、彼が全部飲みきるまで、クラス全員で待たねばならなかった。

A君はおちょけなキャラクターで、ひと口飲むごとに、変な顔をするのがおかしくて

見守る同級生らは、思わず笑ってしまうらしい。

すると先生が笑った生徒にビンタをくらわす。

妹も叩かれたそうだ。

 

それって、テレビにらめっこやん。

突然ガバチョ!』というテレビ番組で、鶴瓶がハガキを読み上げるが、

スタジオの観客は笑ってはいけないというコーナー。

笑ってしまうと、指摘マンに指摘され、ムキムキマッチョな退場マンに運び出される。

視聴者としては、「テレビにらめっこ」と宣言してからシーンとなるスタジオの雰囲気に、すでに笑ってしまいそうになる。

バカバカしくて、素朴な番組やったなぁ。

小学校の先生も、それに影響されてたのかなぁ?