最近の小学校の給食は、全部食べきるまで残らなくても良いらしい。
苦手なおかずをあらかじめ減らすこともできるし、
食べきれない時は残してもOKなのだとか。
これが当たり前なんだろうけど、昔はそんなわけにはいかなかった。
たとえ掃除の時間が始まろうとも、半泣きになりながら、給食を食べさせられる生徒もいた。
妹が小学生の時に、牛乳が飲めないA君がいたそうだ。
今から考えれば、アレルギーだったのかもしれない。
でも、彼が全部飲みきるまで、クラス全員で待たねばならなかった。
A君はおちょけなキャラクターで、ひと口飲むごとに、変な顔をするのがおかしくて
見守る同級生らは、思わず笑ってしまうらしい。
すると先生が笑った生徒にビンタをくらわす。
妹も叩かれたそうだ。
それって、テレビにらめっこやん。
『突然ガバチョ!』というテレビ番組で、鶴瓶がハガキを読み上げるが、
スタジオの観客は笑ってはいけないというコーナー。
笑ってしまうと、指摘マンに指摘され、ムキムキマッチョな退場マンに運び出される。
視聴者としては、「テレビにらめっこ」と宣言してからシーンとなるスタジオの雰囲気に、すでに笑ってしまいそうになる。
バカバカしくて、素朴な番組やったなぁ。
小学校の先生も、それに影響されてたのかなぁ?