Oさんから、「服をもらってくれないかしら?」と誘われて、太秦へ。
Oさんのお母様の遺品を見せていただくことになった。
ご実家で、衣裳ケースからたくさんの洋服和服を拝見。
タグのついた、新品のシャツや靴もある。
趣味で習っておられた太極拳のユニフォームがクリーニングの袋に入っている。
和裁もされるそうで、ご自分で縫った着物もあった。
帽子や扇子、ハンカチなどの小物もよりどりみどり。
「母には『我慢しないで、欲しいものを買ったらいい』と言ってたから、袖を通さないままのものが残っていてねぇ」
とOさん。
「この袴は、母の手縫いよ。私が成人式で着たものなの。まだ取ってた事にビックリ」
「このチャイナ服は、太極拳の先生と中国旅行に行った時に買ったのね」
など、お母さまの思い出もたくさん伺った。
和服をリニューアルしたドレスやケープ、衣裳に使えそうな服や小物をいただいた。
着物は袖が短くて、残念ながら断念したけれど、帯を2点戴いた。
帰宅して袖を通してみたら、カットやシルエットがお洒落。
「お母さま、お洒落でいらしたんですね」と、改めてお礼のメッセージ。
ありがたく、使わせていただきます。
写真は大映通りの街灯。