ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

凍結肩

「母は山形 父は新潟 そして私は四十肩 コリコリ」

という台詞は、生瀬座長脚本「Ancient Ages」に登場する麻美ちゃんの言葉。

 

当時は四十肩なんて遠い話だと思っていた。

けれど、とうとうやってきた。

肩が痛い。

腕が後ろに回らない。

着替えが大変。

ブラジャーのホックが止められない。

寝る時もイタタタ。

先日はバスの上方のバーを持とうとして、ピリピリッと電気が走った。

う~、困る。

 

「熟年朗読講座」の講師を務めた頃、良い声が出るように、ストレッチから始めていた。

今から考えると、五十肩の受講生さんもいらしたかもしれない。

なってみて分かる申し訳なさ。

 

人生の先輩に聞くと「そんなん、自然に治るで」とのこと。

そうなのか。

未来になったら、この痛みも若さの象徴になるのだろうか。