ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

銭の回りほど

昨日は私のシーンの抜き稽古だった。
やっぱりじっくり作ると違うわね。
台詞のウラにある物語がパーッと広がる。

つい提案したフレーズが、生かされることになった。
その昔、所属していた劇団の生瀬勝久座長に口伝された伝統芸能だ。
当時の私はなかなか身につかず、辛抱強く付き合ってもらったものだった。
あれからウン十年、実りを迎えられるかどうか。

おそらく、うまくいかなければ途中でカットになると思われますので
(その昔、石原正一氏が同じ目に遭ったように)
皆様、温かく見守ってくださいませ。
ほなほな、がんばりますぅ。