ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

私たちのブルース

NetFlixで『私たちのブルース』全20回、鑑賞。

韓国人の友人が勧めてくれた、2022年の韓国ドラマ。

済州島で暮らす、海女や船長や市場で働く人達や学生などの群像劇。

ダウン症やろう者など、障がいのある方も出演する。

 

田舎だからみんな知り合いで、お互いに面倒を見たり喧嘩したり。

助かる時もあるけど、お節介な時もある。

高校生で妊娠したカップルの回は、村中が大荒れになった。

村の中年達が若い頃、一度はグレた過去があるのは、閉塞感が嫌になってしまうのかなぁ。

トリオで仲の良い中年3人組がいて、ちょっと「はひふのか」っぽいなぁ、と思ったりした。

”ドンソク”さんとか”チュニ”さんとか、字幕に書いてる名前が、韓国語の発音では聞こえてこないのが不思議だった。

 

それにしても、みんなよく働く。

魚をさばいたり、家を作ったり、行商で服や金物を売って回ったり。

地に足の着いた人間の営みを、泣いたり笑ったりしながら観て、後味のすがすがしいドラマでした。