『ミカヅキ』の脚本が完成して、初めての読み合わせ。
しっぽりと、のびやかな作品になりそうで楽しみ。
稽古の前に、着物で準備体操。
「バレエシューズは脱いでね」と演出の明神さんから言われる。
足の指を縮こませるのではなく、足の指を使ってほしい。
未来少年コナンのように、足で船のマストにぶら下がるくらいになってほしい。
とのこと。
バレエのようなヨーロッパの表現は、重力に逆らって、上へ行こうとする。
手先足先までビシッと神経を使う。
だから身体の外側の筋肉を使う。
対してアジアの舞踏は、自然の力に逆らわない。
天からの恵みを受入れ、足の裏へ流す。
内側の筋肉でしなやかに踊る。
今回の朗読劇は、アジア方式です。
あと、足袋の裏にキーピングのりをふっておくと良い、と知恵を頂きました。
汚れても、のりと一緒にさっと落ちるそうです。