ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

アジアのたたずまい

ミカヅキ』の脚本が完成して、初めての読み合わせ。

しっぽりと、のびやかな作品になりそうで楽しみ。

 

稽古の前に、着物で準備体操。

「バレエシューズは脱いでね」と演出の明神さんから言われる。

足の指を縮こませるのではなく、足の指を使ってほしい。

未来少年コナンのように、足で船のマストにぶら下がるくらいになってほしい。

とのこと。

 

バレエのようなヨーロッパの表現は、重力に逆らって、上へ行こうとする。

手先足先までビシッと神経を使う。

だから身体の外側の筋肉を使う。

対してアジアの舞踏は、自然の力に逆らわない。

天からの恵みを受入れ、足の裏へ流す。

内側の筋肉でしなやかに踊る。

今回の朗読劇は、アジア方式です。

 

あと、足袋の裏にキーピングのりをふっておくと良い、と知恵を頂きました。

汚れても、のりと一緒にさっと落ちるそうです。

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おででこ+ポかリン記憶舎朗読劇×2 『ミチカケ』『ミカヅキ
2020/2/16(水)19:00
『ミチカケ』朗読・歌:須川弥香(おででこ)
ミカヅキ』朗読:須川弥香、タミー(おででこ)、日詰千栄(はひふのか)
作・演出 明神慈
ロームシアター京都 ノースホール
 
前売り:3000円 当日:3500円 後日配信チケット:2000円
ワークショップ参加:2000円(朗読劇観劇と上演台本購入のこと)

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