ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

女子校のあだな

小学校で、あだな禁止の校則が増えているらしい。

私は「ひめ」と呼ばれているが、小学生の時は「ひ~め」と呼ばれていた。

女子中学に入学した時に、美術の伊東先生に「何て呼ばれたいの?」と聞かれて

隣に座っていたM嬢に「”ひめ”って言い」とささやいてもらったのがチェンジのきっかけだった。

そのM嬢は、「もさく」と名付けられた。S野みちるは「つる」

『つる姫じゃ~』という漫画の影響だったと思う。

 

その他にも、『妖怪人間』のベラに似てるから、「ベラ」とか

泉という名前だから「ピン子」とか

欽ドン気仙沼ちゃんに似てるから「けせん」とか

おでこが光っているから「ぴっかり」とか

「由利子」でも「ぶり」とか

「敦子」でも「あつぶ~」とか

街中で呼ぶと、振り返られそうなあだ名がいっぱい飛び交っていた。

 

でも、変なあだ名の子がいじめられていたというわけではないと思う。

むしろ私こそ、大学に入って「ひめと呼ばれています」と自己紹介するのは、結構肩身が狭かったなぁ。

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