『ゴドーを待ちたかった』の芝居は、色々と型破りの演技を要求される。
大黒幕を揺らして歩いたり、
身体と頭を切り離して演技したり
会話をすれ違わせたり
特に、エンタメ劇団育ちの田川徳子嬢には、驚きの連続らしい。
「これ、劇団の先輩に一番怒られるやつですやん!」
「えぇっ⁈『あかん』と思ってダメ出しを聞いてたら、それ『OK』なんですかっ⁈」
稽古中、「ちょ、ちょっと待ってください」と戸惑う田川ちゃんに
「芝居を止めんといて」と冗談交じりに注意したら、
袖に引っ込んでから「すいませんでした。ほんますいませんすいません」と謝ってくれた。
それが舞台上にも聞こえて「それ、面白いな」と紙本嬢が言い出した。
もう、ホントに何でもあり。
新しいお芝居ができつつあります。