ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

タブーに挑戦!

『ゴドーを待ちたかった』の芝居は、色々と型破りの演技を要求される。

大黒幕を揺らして歩いたり、

身体と頭を切り離して演技したり

会話をすれ違わせたり

 

特に、エンタメ劇団育ちの田川徳子嬢には、驚きの連続らしい。

「これ、劇団の先輩に一番怒られるやつですやん!」

「えぇっ⁈『あかん』と思ってダメ出しを聞いてたら、それ『OK』なんですかっ⁈」

 

稽古中、「ちょ、ちょっと待ってください」と戸惑う田川ちゃんに

「芝居を止めんといて」と冗談交じりに注意したら、

袖に引っ込んでから「すいませんでした。ほんますいませんすいません」と謝ってくれた。

それが舞台上にも聞こえて「それ、面白いな」と紙本嬢が言い出した。

 

もう、ホントに何でもあり。

新しいお芝居ができつつあります。

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