日本劇作家協会関西支部の”月いちリーディング”のため、コモンカフェへ。
今回の課題図書は、ごまのはえ氏の「カレーと村民」
社会派の戯曲だった。
リーディング後は、その戯曲についてディスカッション。
「庄屋さんの兄弟はなぜ兵隊に行かないの?村民はギモンを抱かないの?」
という質問があった。
作家の
「庄屋さんは特権階級で、疑問を口にするなんて畏れ多いという感じだったんじゃないかな?日本人の特性として、線を引かれて『ここから先は入っちゃダメ』と言われると、それを守るところがある気がします。少なくとも僕はそんなお行儀の良いタイプの人間です」
というコメントが印象的だった。
息苦しい社会も、空気を読んだ村民自身が作っているのかもしれない。
自分はどうしたいか、ずっと考えている。