ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

どんぐりとやまねこ号

花巻新駅からレトロジャンボタクシーに乗る。



ホンモノの古い車だった。

冷房は効かない。
窓も、開いたり開かなかったり。
暑い時のために、団扇も装備されている。



走行中はキコキコ音が鳴る。
信号でエンストをする。

1920年代に活躍した英国アスキス社。
(運転手さんからは「バスキス社」と聞こえたけど)



天井が低いので、イギリス人も頭を打ったんだろうなぁ。
来日した時点で中古車だったので、もう40年は働いているとのこと。
3台あったけれど、1台が壊れてしまったので、2台のご機嫌を伺いながら運行しているそうです。

これで田んぼや雑穀の畑が連なる道をドライブするのは、とても風情がありました。
運転手さんは岩手弁で、とても面白いドライブでした。