家でじっとしている時にすることと言えば、読書。
上野正彦著『死の雑学:舌を噛み切っても死ねない理由』イースト・プレス(2005年)を読了。
・アクション映画で、銃弾を受けたヒーローが自分でナイフを使って弾をえぐり取るのは、意味がない。
・ロシアンルーレットでこめかみに当てた銃口を水平もしくは上に向けていたら、即死することはない。
・水面に浮かんでいる死体は男女によって裏表が決まっているわけではない。
・火事場で水をかぶって火の中に飛び込むと、死ぬ。
などなど、 元監察医の淡々とした文章で、リアルな死の実態を解説と共に知りました。
故意に死ぬのは案外難しく、
思いがけないタイミングで死は近い。
これから刑事ドラマを見ると、(それは意味ないで)と、別の意味でヒヤヒヤするかもしれへんなぁ。