ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

看護3年生の検索術

看護学科3年生への「研究課題と文献検索」授業。

最近のGoogle検索は
「この辺でシャバシャバのカレーを食べられる店」とか
「ロールケーキをきれいに巻く方法」
「いい感じのカフェ」など
ベタ打ち、あるいは、音声で検索できるみたいだけれど
学術データベースはそうはいかない。

「なるべく短い単語で」
「単語同士をかけ合わせて」
「検索式だけで絞り込みすぎないで」
など、検索結果を見せながら説明する。

上の例「この辺でシャバシャバのカレーを食べられる店」であれば、ヒット数20,800件。
「シャバシャバ」をシソーラス変換して、
例えば「スープ状 カレー 店 京都市」と検索すると、ヒット数723,000件。
検索結果を見て、ここから「上京区」や「スパイシー」などと絞り込んでいく。

パソコンを使う若者も徐々に減り、
タブレットスマホ、Siriやアレクサを利用する世代になるんやろうなぁ。
単純な検索なら、その方が早いけど
学術情報であれば工夫して、取りこぼしのない検索力を人類に残していかないとなぁ。