情報がコンピュータ化されるのに伴い、色んな図書館用品が消えていく。
目録カードや、カードを仕分けるボックスもなくなったなぁ。
新たに廃棄されようとしているのが、これ。
ビジブル
雑誌の受け入れに使っていた。
1号ごとに記録して、未着や欠号を管理する。
これを見ると、当時雑誌担当だったMさんを思い出す。
煙草をくゆらせながら、緻密な文字で書き込んでおられたなぁ。
職場から煙草も消えたし、Mさんも亡くなった。
そしてこのビジブルも、廃棄されようとしている。
「重たいわぁ」と、運んだY嬢が言っていた。
本体だけじゃなく、色んな思い出も詰まってるからね。