ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

女鉾のできた頃

平成女鉾清音会は、今年で設立20周年。
今日は稽古場に、取材が来てくださった。
そのうちの1社(Web関連)のカメラマンさんは、女鉾設立当時の様子をよくご存知だった。
20年続けてきたことに「えらいなぁ」と言っていただいた。

そして、設立当時の話をしてくださった。
遷都1200年を記念して、全国の祇園祭に縁のある山車を四条に集めたこと。
全国から各お祭の関係者が、手弁当で駆けつけてくれたこと。
それら山車がが7/24に京都市役所まで巡行したこと。

バブルの時代に第一線で活躍しておられた方は、特有の勢いがある!
「これから、どうする?」
「囃子か、祇園祭か、第3の祭か」
など、次々と提案をしてくださった。

「あと50年、100年後に答えが出ると思います」と言うと
「女の人はそういうとこ、強いなぁ。男はすぐに結果を求めてしまう」
と記者さんに言っていただいた。