ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

太陽の蓋

今秋公開の映画『太陽の蓋』の先行上映を観に、ハートピア京都へ。
3.11の後、福島原発が爆発した頃の5日間くらいの
官邸での話。

2時間10分、重苦しい内容だった。
現場の様子が分からない。
電源車がやっと着いたのに、プラグの形が違って役に立たない。
ベントすべきか。
住民の安全は?!
そのうちに第1号機建屋から水蒸気爆発。
第3号機も第2号機も危ないとの情報。

東電本店に行ってみたら、あらゆる部署とテレビ電話がつながっていた。

後日、記者に
「だからと言って情報を知っていたらもっと対処ができたんですか?」
「あんな怪物、どうにもできないんじゃないですか?」
などとつきつけられる。

やりきれないなぁ。

上映後、モデルになった議員さんにお会いした。
「大変でしたねぇ」と思わず言ってしまった。