ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

レヴェナント:蘇りし者

総会の翌朝、『レヴェナント』鑑賞。
1800年代のアメリカ。

山と高原!
白樺と雪の空!
たゆたう川の流れ!

はぁ~、すっきりした。
シンプルに生と死を見つめる時間。
大地の中にいたみたいに、指の先までリフレッシュした。

動物やインディアンや白人同士の激しい戦いはあったけれど
ディカプリオ演じるグラスは不死身やから、
もう安心して、熊の毛並みや足先のたくましさを見た。
川に流されていく様子も、俯瞰で見たらなんだか気持ちよさげ。

インディアンが草を蒸して施す治療
馬の体内にひと晩入って、傷を治す様子
人間の知恵にすばらしさを感じた。

セージの香りに包まれた感じで、
映画が終わった時にはすっかり癒されたのでした。