東京に行って活躍している役者、小松利昌氏のソロコントライブを観に、コモンカフェへ。
作・演出・出演・造形をすべて一人で９本のコント。
ロボットのアームや、
カツラや、
寄生獣のミギーや、
鶴のかぶりものなど、本格的な小道具と共にコントを繰り広げる。
harakiriでは、切腹した後、内臓を出して戦いながら、仏さまの手の平にたどり着く。
ほとんどサイレントで、客席と舞台上の想像合戦。
心臓爆弾や横隔膜を使ってスカイダイブ、う～ん、頭使ったわぁ。
魚っ地君は、水中でのコント。
魚に受けるのがやりがいになって、せっかく助かるチャンスをフイにしてしまう。
コントの衝動が強すぎて、人間としての幸せを逃してしまうような、
我ら演劇人の生き様を象徴しているようで、切ない。
2015観劇納めにふさわしい作品でした。
これからも職人気質でがんばってください。
