ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

長崎のお盆

お盆サマー。
長崎出身の友人と話していて、文化の違いを感じた。

初盆には、お葬式の半分くらいの弔問客が来るそうだ。
逆の立場では、この一年に亡くなった方を覚えておいて、一軒一軒回るのだそうだ。
お盆を迎えて、やっと葬儀の一連が済むらしい。

また、長崎には「精霊流し」という風習があって、故人の船を造るそうだ。
故人の好きなものを乗せて曳くらしい。

ただ、海に流すことはないんだって。
終着点にゴミ収集車が待ち構えていて、すぐに処分されるとか。
遺族にとっては興醒めだ、と言っていた。

そんな彼女も、伯父さんの初盆で故郷に帰って行った。

私なら、船に何を乗せてもらうかな?
由紀さんで出演した時の衣装、とか。
ビール、とか?
う~ん、でも、捨てるなら、誰かに飲んでほしいなぁ。