ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

茜丸の船旅

毎日、毎日『舟歌は遠く離れて』の稽古三昧。
山口茜さんの演出は、面白い尻尾を見つけると、それを捕まえに、どんどん変化する。
出演者はまず「やってみましょう」と、演じてみる。

田辺脚本の台詞は変えないのが、最低限のルール。
稽古の途中で中断して、話合いに入ることも多々ある。

この台詞と状況は矛盾しているのでは?
ここで、このルールを適用しては?
目指そうとしているのはどこなの?


本番まであと10日。

私達の乗った山口茜丸がどんな港に着くのか、
まだ霧の向こうだけど
もしかしたら、とんでもない新大陸の発見になるやもしれませんぜ。