ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

日本劇作家大会2014豊岡大会

「演劇と温泉にどっぷりつかる!」というこの大会、
参加するまでも、(参加後も)まったく全体像がつかめなかったけれど
大規模な演劇学会みたいなものでした。

そこここに劇作家や演出家や役者がいて
同時間に各地(カフェ・玄武洞・最古の芝居小屋・ストリップ小屋等)で
講演会をしたり、公演をしたり、ワークショップをしたり、街角リーディングをしたり。
目移りするような企画満載!

私達は「公開稽古」という、ガチな現場を見ていただいたわけですが
稽古着ではちょっとビビるくらい
周りの企画やホールやスタッフさんの本気度はすごかった。
お客さん(見学の方)も100人ほどいらしたそうで、いやぁ恐縮です。

劇作家を中心に運営されている9年ぶりの大会だけに、
事務的(制作的)な部分を担っている方々は大変そうでしたが
次回公演「舟歌は遠く離れて」の世界をリアルに体感でき、非常に有意義でした。

この4日間は神無月みたいなもので
日本の演劇・ドラマ・映画の脚本は滞り、各現場に迷惑をかけたに違いありません。
それでも出会いや再会があり、各人が城崎という地に足を踏み入れる貴重な機会となりました。

この企画に関わる機会をいただいた田辺剛さん、
現地で非常にお世話になった先輩、みやなおこさん、
大会本部の方々や城崎の皆さんにお礼を申し上げます。

それと、豊岡駅の大石食堂は2泊3日の滞在中、3回も行ってしまいました。
ラブです。
創業昭和3年の食堂、是非とも次に足を踏み入れる日まで営業していてほしいものです。

ありがとうございました。