ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

豚の胎盤プラセンタ

散髪屋さんで見かけた美容液のポスターに
ノーベル賞受賞成分」という文字。

どういう意味ですか?
と散髪屋さんに聞くと、

―「EGF」という物質が細胞の再生を助けるのです。
医療用の成分らしいので
コスメに使えるのは後4~5年じゃないかという話です。

???ふ~ん???
よく分からん。

カネボウの事件もあったし、化粧品に入ってるものも最近恐いですよね。

―あ、でも食べられるものなら安心ですよ。
ツバメの巣からできている育毛剤はとても効くし
プラセンタは豚の胎盤から取られているそうです。

ぶ、豚の胎盤

―はい。中でも選りすぐられた豚なんですって。

うむむ。
人間の美の裏には、色んな生き物が犠牲になっているのかもしれない。
映画『クラウドアトラス』で、
アンドロイドが引退したアンドロイドの成分を食べて
エネルギーにしている場面を思い出した。

地球のためには、
ハゲてたり、シミがあったりする人も美しいと思える世界にしなきゃ。

でもその美意識が行き過ぎると、
人間をハゲさせるために犠牲になる生き物がまた出てくるかも。

人間・・・オソろしい・・・。