ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

焼酎亭ワイン

私の落語名は「焼酎亭ワイン」

「落語をやりませんか?」とお誘いを戴いた時、飲んだ勢いで決めた。

でもいざ登録する時になって
 ―やっぱり焼酎の名前にあるような、漢字の名前の方がいいかなぁ?
と思い直した。

 ―”鍛高譚”(たんたかたん)にしてもいい?
とメールすると
「それは、誰かが登録していたような気がします」
と、呑兵衛さんから返ってきた。

 ―じゃあ”中々”(なかなか)は?
「それはいなかったかも」

 ―うん。”中々”いいんちゃう?
  ”中々うまくならへんなぁ とか、”中々”やるやんとか、色々な意味に使えるもん。

ところがその後の一門花見大会にて

「何で”ワイン”やめたの?」
「”ワイン”いいのに」

という意見を口々にいただいて、

 ―ほな”ワイン”にします。

とあっさり意見を翻したのだ。

スタートからブレブレ。

呑兵衛さんにはご迷惑をおかけしました。

今はこの名前、気に入っています。
”ワインちゃん”、かわいいもんね。

揮毫は焼酎亭とらじさん。
ありがとうございます!