ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

新しいイワシ

節分になると、ちょっと覚悟しなければならない。
向いの家が、玄関先にイワシの頭を柊に刺して飾るのだ。

毎年ギョッ?!とさせられる。
だって、焼いたやつやでぇ!
言うたら、死体やでぇ!

そのイワシは、1年中飾られている。
毎日見ているうちに慣れてくるけれど、
節分を境に新鮮な焼立てイワシを見ると、やはりギョッ!となる。

まぁ私も玄関先に祇園祭ちまきを飾っているので
人の家のことを言えたものではないけれど・・・。

あの家庭は毎年節分にイワシを食べて、
「今年はお父さんのが立派だからこのイワシを飾ろう」
とかセレクトしてるのかなぁ?

風習にはきっと意味があるのでしょうけど。

イワシの頭も信心から。
いっそのこと5月の節句には家族分のイワシを飾ったらどうかしら?
♪面白そうに泳いでる~♪
こいのぼりには負けへんのとちゃう?

写真はカッパドキアで食べた鱒(マス)。
丸々して、おいしうございました。