ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

タワーマンション劇場

知人のお供で、高槻にできるタワーマンションの展示場へ。

いやぁ、テーマパークみたいやった。
入口を入ったらマンションの模型。
地上42階建て。
450世帯が入れるらしい。

ソファセットの並ぶ明るい部屋で待っていると
「準備できました」と、シアタールームに通された。
4人がけの椅子が10脚ほど。
大スクリーンで、マンションに暮らす人々のシミュレーションドラマを観る。
(ドライブする夫)「今、商談で神戸なんだ」
(新幹線に乗る妻)「私は16時に新大阪に着くわ」
(大学で学ぶ老婦人)「シニアカレッジで若い人とふれあうのは刺激になるわ」

次の部屋にも劇場が。
紗幕の向こうには3メートルくらいあるタワーマンションの模型。
スクリーンで構造を説明してくれる。
将来できる駅前からの直通デッキ
24時間待機するコンシェルジュ
ロビーの図書館やスカイラウンジ、ゲスト用に宿泊できる部屋まであるらしい。
クライマックスには紗幕や暗幕が上がり、一挙に夜景が広がった。

うわぁ~!こんなスペースあったら、芝居できるやん!

450世帯と言えば、ひとつの町を作るようなものだから、大がかりになるのだろうけど
この施設作るだけで、何千万円かかってるんやろ?!
芝居に換算したら、何回上演できるやろ?!
てかこの予算で小劇場やったら、もっと活用できるんちゃう?
リッチな生活を見せられておなか一杯になりながらも、
別のところで思惑が色々巡りました。