ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

冷たい桃のスープ

フランス料理の店で「冷たい桃のスープ」を戴いた!
ほんのり桃色。

ひと口いただくと、上品さが広がる。
優しい味!
甘くはなく、まろやかなスープ。
口の奥を通る瞬間に、ふっと桃のフルーティな風味が鼻に抜ける。
戴いた後、ふぅ~とため息が出るくらい、幸せな気分になる。

先日果物屋さんで戴いた桃のネクターよりも桃かも!

ただ、デリケートなのは同じなようで。

真ん中に浮いていた赤こしょうを口に含んだ瞬間、
味が変わってしまった。

あれ?あれれ?
舌が変わってしまったんかな?
これはこれでおいしいけれど、もうちょっと桃を味わいたかった。

繊細な味は、はかないけれど、
記憶に深く刻まれるわね~。