ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

芍薬美人

芍薬がたくさんあるので、いりませんか?」
と、電話。
「3本で200円です」

出ドコロは、某大学の生命環境学部らしい。
100束販売するらしい。

取りに行くと、
バケツにいっぱい、ピンクの芍薬
芍薬はゴージャスというイメージがあったけど
つぼみの間は小さくてかわいらしいのね。

花瓶に活けると、みるみるうちにほころんだ。
これでもかって濃いピンクの花びらと、黄色い雄しべ。

立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花

と、美人の表現に使われるけど
どうも目鼻立ちの派手な女性を想像するなぁ。

立てばカラー 座ればスズラン 歩く姿は山アジサイ

くらいの涼しげな美人もいていいんじゃない?