ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ピパ!ピラカタの街

ニットキャップシアターの稽古場へ。
『ピラカタ・ノート』名古屋公演を来月に控えて、荒通しの真っ最中。
私は2004年に上演した『ヒラカタ・ノート』には出演したけれど、
まったく違う内容になっていた。

なんたって「ピラカタ」だからね。
「ヒ」に○がついた、ピラミッドの「ピ」やからね。

前作の名残は、「ご飯やで~」とお母さんの呼ぶ声と
『冬の星座』の歌くらい。
当時「何か歌ってください」と演出に言われて一発で採用された童謡。
なのに今回は(えぇ、そんなとこで?!)というシーンで歌われています。

とにかくピラカタという町はヘンテコです。
「へ」に○をつけて、「ペンテコ」と言ってもヨイ。

ペンテコな町、ピラカタを、劇団員は大真面目に創っています。
見ている途中、知らないうちに開く口を、何度も閉じました。
「ホ」に○がついて「ポカン」です。

そんなピラカタシティ、ダイナミックな内容を緻密に創り上げている甲斐あって
最後は何とも言えない、人間に対する慈愛の気持ちがわいてきます。

劇団の稽古場リレー記を託されました。
謎ガールとして登場したのに、あっさり正体をバラされていますが
よろしければBLOG*KCTをご覧ください。
そして3~4月はペンテコな町、『ピラカタ』に足を踏み入れる事をおススメしますよ!