ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

夜自転車のピンチ

友人の送別会で、ついつい遅くなってしまった。
自転車で家に急ぐ。
少しでも早くと、細い道に入った。
両側に家が迫っているので、小さい声で鼻歌を歌いながら帰る。

後ろから聞こえるエンジン音がなかなか追い抜かさないなぁ
と思ったら
腕が私の腰に伸びていた。
腕の主は併走しているバイク。

思わず振りほどき
「あんた、誰?!」
と叫んだ。

バイクは少し距離を取って、何か言っている。
ヘルメットをかぶっているので顔も内容も分からない。

(恐い)気持ちと(ひるんじゃいけない)気持ちが重なって
今まで歌っていた歌を大声で歌いながら、一方通行をジグザグ走った。
大きい道に出て、追いかけてこないのを確認して、やっと安心した。

何やったんやろう?
何か話してたから、もしかして知り合いやったんかなぁ?
でも後ろからやしなぁ。
とか思う前に、警察に届けなきゃいけなかったなぁ。

はぁ~。
それにしても、怖かった。

イザという時は、息を吸うより吐くこと。
暖かくなってきたので、皆様も重々気をつけてください。