ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

カレーうどんのしみず

カレーうどんを食べに、京都下鴨の「しみず」へ。
住宅地にさりげなくたたずむ
うどん屋さんだ。
思い出したら行きたくてたまらなくなった。

12時過ぎに店に行くと、
残り一席しかあいてなかった。
明るいおばちゃんが迎えてくれた。
壁に「昭和34年(だったかな?)の店」
の写真が貼ってある。
これくらいから営業されてるのかなぁ?

私が頼んだ”カレー肉うどん”は、
カレーと出汁があいまって
辛い中にも甘みを含む、絶品の味だった。
お汁も最後まで戴いた。

お店はとても人気があるようで、
次から次へとお客さんが詰めかけ、私のテーブルも相席になった。
タクシーで乗り付ける夫婦もいた。

ここは最初、トキ夫妻に連れてきてもらったのだ。
その時は店員さん2人とも、ものすごく男前だった。
(なんで市井の小さな店に岡田准一君みたいな人が・・・しかも2人も!)と、
緊張して、カレーうどんの味も分からないほどだった。

今日は落ち着いて味を確かめられて良かった。
けど、あの時の2人はどうしたのかなぁ、と気にならない、でもない。
カレーうどんが緑色に見えるのは、表の屋根を映しているからです。