ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

変なかんじ

NYでも時々、町で漢字をみかける。

「蜂」と書いた露店で、蜂蜜を売っていた。
なぜ「蜜」ではなく「蜂」なのか。
字が思い出せなかったのかしら?

それを見ているお客さんの赤いTシャツには「浅草 芸者」と書いてあった。
浅草にも芸者さんがいることを、恥ずかしながら異国で教えてもらった。

「忠誠」と耳の後ろに入れ墨をしている人もいた。
いいのか?
犬みたいやけど。

「貴」という字を彫っている人もいた。
いいのか?
血筋の貴い族の方かしら?

漢字的視点で見ると、ここはクレイジーな世界だ。
どんな英訳で、この字を選んだのかなぁ?

キンドルで「静安」と表示された画面を眺めている人がいた。
「静安」?日本にそんな単語はないなぁ。
と思ったら、この人はデンパサール空港へ乗り換えて行った。
読み方は分からないけど、意味は分かる。
穏やかで、賢そうな人に見えたよ。

写真は、コリアンタウンの韓国料理店にて。
さんまを焼いたのが前菜に出て、嬉しかった。