ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

大文字の残り福

平成女鉾清音会の稽古。
今日はKさんが大文字の消し炭を持って来てくれた。

8/16に燃えた送り火の炭は
半紙で包んだ上に紅白の水引を掛けて軒下に吊るし
無病息災を願うという風習があるそうだ。

Kさんは8/17の朝4時半から大文字山に登ったらしい。
大文字山は結構キツイのだ。
登山と共に日の出を迎えたそうだ。

それも「大」の字の中心の炭を選んだらしい。
真ん中は字の端から集まってきたすべてのパワーが集まってるんだって。
ありがたいなぁ。

物も嬉しいけど
それをみんなに分けてくれる気持ちが嬉しい。
半紙まで用意している心遣い。なのに帰り道に牛乳を買って、半紙をふやかしてしまった私のバカ。