ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

パールミキモト

そう言えば小学校の修学旅行が、伊勢だった。
ミキモト真珠島に渡った事を覚えている。
そこで小学生の私の心を惹きつけたのは、
真珠ではなく一枚の絵だった。

お祭りだったか、労働だったか。
とにかく人が生き生きと描かれていた。
「人間って、素晴らしい」と感じられた。
友達のHさんと(すごいなぁ~)と20分くらい見とれた。
あんなに絵に惹きこまれたのは、一生涯でもあれが一等だ。

今回も、もしかしたら会えるかな、と恐る恐る渡ってみた。
島に渡る歩道橋も、建物もすっかり変わっていた。
絵は飾ってあったけど、違うものだった。

仕方がないので(?)恐る恐る、真珠売り場を見た。
見たら欲しくなるもんね~。
悩みに悩んで、(一旦駅に着いたのに、また戻ってきて)
真珠がはめ込まれた、かわいい置時計を買いました。
旅の記念やしね。

写真は、真珠を採る海女さんショー。