ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

白洲次郎

NHKドラマ『白州次郎』、いいねぇ。渋いねぇ。

大正~昭和にかけて、日本人でケンブリッジ大学に留学してた人がいたんやねぇ。
アメリカ帰りの正子さんと出会うシーン、会話がずっと英語やった。

その英語が、次郎はちょっと日本語っぽいイギリス英語で
正子はアメリカ英語だったのも、凝ってるねぇ。

美男美女で頭も良くて、性格も激しくて。
出会うべくして男と女は出会うのだ。

だけど二人とも、煙草をスパスパ吸っているのはびっくりした。
最近のドラマでは珍しい光景だ。

脚本家Mさんは、ドラマで煙草を吸うシーンを書いてカットされたことがあるらしい。
「誰も煙草を吸う人がいない町なんて、”おとぎの国”じゃないですか」と言ったら
プロデューサーに「じゃあ”おとぎの国”で結構です」と言われたそうだ。

そんな面でも、『白州次郎』は刺激的やわぁ。