ポストに、銀色の包み紙が入っていた。
差出人は、ニットキャップシアターの高原綾子嬢。
そう言えば、こないだ会った時に住所を聞かれたなぁ・・・。
クレスマ終わりでクリプレかしら?
中身は『愛のテール』グッズだった。
「打上げで渡せなかったので・・・」と文章が添えられていた。
そう言えば『愛のテール』は今年の上演だったのよねぇ。
2月~5月まで、全国4都市を駆け抜けたのだ。
稽古期間も入れて半年くらい、私は”おかん”として過ごしたのだった。
本番は実に楽しかったけど、
劇団員からも”おかん扱い”され
しばらく”おかん体質”が抜けなくて困った。
グッズには、竹崎博人氏による舞台写真CDもあった。
ダンスシーンや田嶋嬢の姫は楽しく見たけど
おかんのアップを見ると
(竹崎氏、気を遣ってくれてありがとうね)と思ってしまった。