ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

トミ子野郎!

図書館で借りようと思っていたのは、『坂の上の雲』。
ご存知、司馬遼太郎先生の代表作。
この秋は、この大作を読破しようと目論んでいるのだ。

司馬遼太郎作品は、これまで『義経』と『関が原』しか読んだ事がない。
これは、大河ドラマ『草燃ゆる』で、
国広富之義経の役をやっていたから読んだのだ。
『関が原』も、同じく小早川秀秋役を
国広富之が演じていたのが印象的だったので、読んでみた。
随分昔の話である。

国広富之さんと言えば、『噂の刑事トミーとマツ』だ。
弱虫のトミーに、松崎しげる
「この男女、お前なんかトミオじゃなくてトミ子だ、トミ子!トミ子!トミ子野郎!」
と言うと、奮起してがんばっちゃうというのがお決まりのパターンだった。
(今から思えば、問題発言だらけよねぇ)

その流れで観た国広富之さんは、その甘えん坊ぶりが義経
優柔不断加減が小早川秀秋にぴったりだった。

そんな、トミー効果で手に取った歴史物だが、
今回読もうと思った動機はそれより浅いきっかけだ。
坂の上の雲』2巻と3巻が手に入ったのだ。
だから今は、1巻を探しているわけ。
でないとスタートが切れないの。
その前に、昨日借りた3冊から片付けなくちゃいけないけどね。