ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

勝って兜の緒を締めよ

芝居の稽古をしていると、時々奇跡の体験をする。
笑いの神様が降臨するのだ。
何をやってもハマる。
歯車がかみ合う。
演出がついて、台本がムクムク膨らんでいく。

今日は降臨日だった。
演りながら、面白くてしかたなかった。
稽古場が笑いと高揚と緊張で満ちていた。

この経験は、生瀬さんの時にもあった。
都木氏の演出でも経験した。
もちろんごまのはえ氏演出でも何度かある。

でもアンビリーバブルな稽古の後は、気をつけなければならない。
(あれ?神様?)ということがあるからだ。

まぁ今日の稽古は完璧ではないのでまだまだ面白くなる余地はあるし、
台本もとてもよく出来ているので、神さまも機嫌良くいてくれはるやろうけど。

本番で最高潮になれるように、兜の緒を引き締めていきマッスル。