ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

5次元の向こう

朝、眠気まなこでつけた番組に、目が覚めた!
リサ・ランドールさんというハーバード大学物理学教授のお話。
宇宙には4次元の時空の向こうに5次元の壁がある。
そして、その壁の向こうにはまた3次元の世界があるんだって。
それはズラッと並んでるんだって。

きっかけになったのは、行方不明になる素粒子
衝突した粒子は素粒子になって、消えてしまうものがあるそうな。
それは、別の次元に移動したのかもしれない。
それを証明するために、
ただいま3500億円をかけてスイスに実験装置を建設中だとか。

これって、『お彼岸の魚』やん・・・。
あの芝居では、消えたり出てきたりするのはボタンだったけどね。

もしかしたら、あちらの3次元の世界には、
私が選ばなかった人生があるかもしれない。
いつか、そっちの自分に出会えるかもしれない。

いつの間にかテレビの前に正座していた。
美しいリサさんは最後に
「インスピレーションを信じなさい」
「勇気を持って楽しみなさい」
というようなメッセージを言っていた。

あぁ、世界っておもしろい。
この3次元空間に生きる私として、今日も勇気を持ちます!