ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

祝詞

八坂神社へ、平成女鉾清音会会長交代のご挨拶。
10周年事業の時、ご祈祷に来てくださった神官さんにお会いした。

あの時の祝詞に、私は非常に感動したのだ。
祇園祭がますます盛んになるように、ここに平成女鉾町を開く」
と、私達の趣旨をとても理解された祝詞だった。

「ずいぶん研究してくださったんですね。」と言うと
「ご祈祷に参る時は、先方様の前調べをします。
お葬式の時は用意する時間がないので、結構大変ですよ。」
とおっしゃっていた。

祝詞というのは、大和言葉で書かれている。
「かしこみかしこみ」とか「きこしめして」とか、もう消えてしまったような日本語だ。
(もう一回聴きたいわぁ)と思ったけれど、
あれを口にすると、神様が降りてこられるんだって。

「マイクで読む事はできたんですけどね」
へぇ、そういうところは近代的なのね。