ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ヤマタノオロチが飲んだお酒

平成女鉾でオリジナルラベルを作ったお酒の評判がいい。
中身は、増田徳兵衛商店、、月の桂にごり酒なのだ。
月の桂さんは、にごり酒を最初に発売したお店らしい。
今は商標を開放したので、
全国でにごり酒が作られているけど、
発泡しているにごり酒は、ここだけだって。
酵母が生きてるって感じやもんね~。
お米の味がほんわかと、おいしいよね~。

月の桂さん、無農薬の田んぼには、地下水をくみ上げるというこだわりだ。
最初は害虫がいっぱい発生して、
「お前の田んぼは『害虫発生機』か!」
と、回りの田んぼや農協から叱られたらしい。
でも無農薬18年で、今は本当においしいお酒をつくるお店になった。
何事も信念やね~。

女鉾も、こんなこだわりと信念で、次の時代を切り拓いて行きたいよね~。

私は小さい頃から「ヤマタノオロチ」神話の
オロチが8つの頭を甕に突っ込んでお酒をグビグビ飲むシーンが大好きだったのだ。
大人になったらこんな風にお酒を飲みたい、と思っていたのだ。
そんな神話にまつわるお酒が作れて、嬉しかったの。

*明日の朝日新聞「きょうの人」で、日詰が特集されるそうです。