ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

華BLOOD

華BLOODライブを観に、都雅都雅へ。
華BLOODとは福山俊郎氏が密かに結成しているバンドなのだ。

ここのライブショーを観ていると、口を閉じるのを忘れてしまう。
まずはポカンとする。
しまいに爆笑する。

何が面白いって、俊郎氏のあたふたぶりである。
彼は非常に気遣いの人である。
バンドメンバーにも、客席にも細心の心配り。
でもたびたび裏切られる。

今日も、配布したクラッカーを鳴らさせるのだけど、
「ここ!」というポイントが来るまでに次々と客席が鳴らし出すので、
曲のいいところで「まだ!まだ!」と必死に手を振っていた。
「アンコールありマス」とくす玉を割って
「ごめんごめん、歌わせて」と土下座をしていた。

俊郎氏は先日、ナカニシトシカツ氏(パシフィックコーストハイウェイ)に、
「ミュージシャンに必要なものは何やろ?」と問いかけ、
「センスやな」と言われていた。

そんなトシぴ~も、今日は大笑いしていた。
こんなに会場を爆笑の渦に巻き込むバンドは、
何か別の、抜群のセンスがあるんじゃないか、と思った。