ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

960の瞳

中学からの友達とネパール料理を食べに行く。
Mは文字が見えにくいと、メニューを離して見ている。

「老眼みたい」と言うと
「今日は朝から480人の子どもの目を見てきてんもん」と言う。
Mは眼科医なのだ。
医者の不養生と言うか、職業病と言うか。

3人でタンドリーチキンや餃子を食べながら、
現代の教育事情や子どもの食物アレルギーなどを討論。
怒ったり心配したり。
みんな独身なのに。

お店の目玉が、私達をずっと見守っていました。