ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

祇園祭展

京都文化博物館へ「祇園祭展」を観に行く。
博物館のコンパニオンが案内してくれた。

祇園祭』の展示は、鉾の模型や写真の陳列で、
本物を見るほうがずっと豪華だった。

だが常設の『京都の歴史』コーナーは、非常に興味深かった。
疫病が流行り、盗賊が横行した様子がグロくて良かった。
源氏の一行が平氏の首をぶら下げて三条通りを行列しているさまが人形で表されていた。
公家が、扇を通して怯えながら見ている。
扇は、穢れを払うと考えられていたそうだ。

お公家さんは、弱っちいなぁ。
命のやり取りをしている武士とは、全然人種が違ったんだろうなぁ。

ほんでも今、血をしたたらせた首を掲げる武者が現れたら、私も腰を抜かすやろうなぁ。

写真は、額縁屋にかかっていたちまき達です。