ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

疑惑

-昼、湯沸室にて。 Mさん(主婦、50代)、F氏(職員、40代)、私

M「昨日、自転車盗られちゃって~」
私「どこに止めてたんですか?」
M「そこの駐輪場。鍵をかけてなかったのよ」
F「それは残念でしたね」
M「隣によく似た自転車があって、その人が間違えたのかもしれない」
F「それはないでしょう。自分の自転車かどうかなんて、乗った途端に分かりますよ」
M「一応その自転車に『おたく間違えてませんか?』って手紙を張っておいたのよ」
F「間違えて乗って帰る人がいたら、かなりの間抜けですね」

-夕方、自転車に乗ろうとしたF氏は、見慣れないものを見つけ、
ギョギョッ!とした。
ハンドルのところに『恐れ入りますが、私のと間違えておられませんか?』と張り紙がしてあった。
(まさか、疑われていたのが自分だったとは・・・)
かなりのダメージを受けたF氏であった。