ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

拉致問題

『美脚ルノアール』のキーワードは、北朝鮮問題と老人介護。
北朝鮮と言えば、拉致疑惑。
役作りに役立つかと、本を読む。
横田早紀江著『めぐみ、おかあさんがきっと助けてあげる』

横田家では、めぐみさんが失踪してから犬を飼ったそうだ。
リリィと名づけてかわいがったが、ある日亡くなってしまった。
それでもリリィと一緒にいたのは15年7ヶ月、めぐみさんと暮らしたのは13年だから、リリィと暮らした時間の方が長いというエピソード。

『月刊上州っ子』に載っていた「ボウリングレディ’89決定」の記事に、めぐみさんに似た女性が写っていて、もしやと思い本大会まで見に行ったエピソード。などなど。

いやぁ、泣ける。
お母さんが、娘を発見するためにどんなチャンスも見逃すまいと暮らしておられる様子が窺える。
果たして、読書の成果は舞台で表れるでしょうか・・・。